動物性コラーゲンが含まれている食品

お肌にうるおいとハリを与えてくれるコラーゲンは、サプリメントやお菓子などの商品がたくさん売られていますので、私たちにとっては比較的身近な健康食品です。

サプリメントのコラーゲンは特に吸収がよく、ビタミンなどとうまく組み合わさっており、とても効果的に摂取できるので便利ですが、さらに食品でもコラーゲンを摂取したいと考えたら、どんな食品にコラーゲンは多く入っているのでしょうか。

コラーゲンは、分かりやすくいうと肉類や魚類を煮たときに出る成分に多く含まれています。 豚の角煮や煮魚などをしたときにできる煮汁が冷えて固まったもの、あのゼラチン状の物質がコラーゲンです。 和食の世界ではこれを煮こごりと呼び、熱いご飯に載せて食べると肉や魚の旨みの粋が味わえるとされています。

つまり、コラーゲンを食品から摂取したかったら煮こごりを食べるのが手っ取り早いのです。 ただし煮こごりができやすい食べ物には油分も多く含まれていますので、食べ過ぎるとカロリーオーバーや脂質の摂りすぎが心配です。

例えば鶏肉の手羽や皮部分を煮つけると煮こごりはたくさんできますが、同時に鳥の油もたくさん含まれています。 そのため肉類よりも、どちらかといえばイワシやサンマなどの青魚の煮つけによってできる煮こごりの方が低カロリーです。

また、食品からコラーゲンを摂る場合は一緒に甘いものを大量に摂らないように気をつけましょう。 糖質は、食物のコラーゲンを糖化して、固めてしまうという作用があります。

食品からコラーゲンを摂取する際は、脂肪や糖質に気を付けながら食べ過ぎに注意しながら摂取してください。