コラーゲンは体のどの部分に存在する?

コラーゲンを使っている食品は多いですが、私たちの体の部位にも、たくさんのコラーゲンが存在し、働いてくれています。 では、私たちの体の中のどういった部分にコラーゲンがあるのか、解説していきましょう。

まず、私たちの肌の構造から考えていきましょう。 私たちの肌は、いくつかの層に分かれています。

直接触ることができる、外界に触れている部分の下には、上から順番に、角質層、顆粒層、基底層が存在しています。 その下には真皮層と呼ばれる層があり、コラーゲンはその層の中に存在しています。

コラーゲンの他にもヒアルロン酸やエラスチンといった成分も存在していて、この層があることによって肌の弾力やハリを作っています。 このコラーゲン繊維を形作るためには、線維芽細胞やマスト細胞等も必要となります。

また、コラーゲン配合と書かれているサプリメントや食品を口にすると、コラーゲンペプチドと呼ばれる物質が作られ、コラーゲンが生成されます。 コラーゲンは、皮膚の中だけにあると思われがちですが、実は骨や靭帯、軟骨等にも豊富に入っています。

コラーゲンは弾力性が強いため、靭帯や関節に分布されていることにより、しなやかに伸び縮みし、強度を保つ働きをしてくれます。 例えばアキレス腱では、運動をした際の衝撃をやわらげ、骨折してしまったりすることを防ぎ、弾力で私たちの体を守ってくれています。

コラーゲンを適切に摂取し、健康的な体を作りたいですね。