コラーゲンの過剰摂取による影響

コラーゲンは体内のたんぱく質の約30%を占め、皮膚や骨を形成する重要な成分です。 年齢を重ねると生成能力が落ち、量が減少してくるので、肌の張りがなくなったり、骨の密度が低くなったりします。

コラーゲンを積極的に摂取するのは健康・美容によい事なのですが、摂り過ぎると、体に悪影響を及ぼす可能性があります。

コラーゲンが豊富に含まれている食品は高たんぱくなものが多く、分解するときに肝臓や腎臓に負担がかかります。 また消化不良、便秘を引き起こす事もあります。 脂質も豊富で、太りやすくなるだけでなく、分解されない脂肪はセルライトになってしまいます。

コラーゲンサプリは脂質がほとんど含まれていないため、太るという事はありませんし、内臓に負担がかかる事もありません。

だからといって、大量に摂取してよいというわけではないので注意しましょう。 取り入れたすべてが体内のコラーゲンになるわけではなく、肌がプルプルになるという事もないからです。

コラーゲンドリンクを飲むとまれに吹き出物が出るといわれていますが、もともと皮脂が多い人の特徴であり、コラーゲンドリンク自体が悪影響なわけではありません。 コラーゲンが不足している場合は、一度に大量摂取するのではなく、バランスの良い食事にプラスしてサプリやドリンクで補充するようにしましょう。

毎日の食事に気を使い、サプリも用量を守れば、過剰摂取になる事はないといえます。